
未来に向かっていく教会
英 隆一朗
寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。私は防府教会のように一軒家の司祭館で生活するのは初めてで、かなり寒いですね。今までは複数の司祭が住む修道院でしたから、寒いといっても何となく暖かかったです(マンションに住んでいる感じでした)。物理的には寒いですが、教会は小ぶりの共同体で、家庭的な温かみを感じています。クリスマスのイブミサの後では、大人と子どもでともに家族的なお祝い会ができたのはとても印象的でした。日頃の主日ミサでも、教会学校の子どもたちが参加しているのは、とても励まされます。防府教会の最大の魅力は、子どもたちの声が聞こえる教会だということでしょう。最近は、少子化の影響と宗教心の低下から、どの教会でも子どもたちや若者がいなくなりつつあります。教会学校・中高生会・青年会が消滅している教会が多いです。そんな中でも、防府教会は教会学校と中高生会が活動を続けているのは本当にお恵みと思います。幼稚園のつながりやリーダーたちの根強い努力があるからでしょう。この春には、子どもたち6名が受洗予定です(さらに大人2名)。小さな実りが見えることもうれしいですね。
日本社会全体、そして教会全体の高齢化はかなり進んでいます。そのため、高齢者のケア(葬儀や納骨を含んで)が今の教会の大切な使命です。それと同時に、日本の将来と教会の将来に目を向けている必要があります。子どもだけでなく、若者も喜んで集える教会(社会)づくりを心がけねばなりません。私たちは日頃、目の前のことをこなしていくのに必死でしょう。子育てにしても、介護にしても日々のことで精一杯、若者たちも教会以外の世界(仕事や趣味)で目一杯という感じです。さらに家族の中で信仰の世代間継承は非常に困難になりました。そのような厳しい状況にあっても、教会の宝を自分の子ども世代、孫世代にバトンタッチしていくため、教会の未来に目を向けていきたいです。
もちろん教会の中で高齢者が活躍されているのを目にすることは頼もしい限りです。教会の中では70歳代は現役世代ですね。高齢者が生き生きと働いておられる姿は美しいです。個人差もあり何とも言えませんが、できる限り生き生きと活動して、体が辛くなったら、それをしっかりを受け入れ、祈りを深める生活をしてもらいたいです。いずれにせよ、子どもから高齢者まで、すべての世代が集える全世代型教会をこれからもめざしていきましょう。
「カルリパの30年とアルタバンの30年」
佐久間 仁
12月31日、久しぶりにカルリパの集まりがありました。カルリパ=カルメン・リパブリックは、シスター・カルメンのもとに集う有志の会です。始まってからもう30年以上になるでしょうか。若い頃は復活祭にあわせ、徹夜でトランプをするなど賑やかに過ごしたものです。そんな思い出話や近況報告をしながら、ふと気づくと話題は「字が小さくて見えない」「眠りが浅い」といった健康のことが中心に。自分も含めて、みんな年を重ねたのだなあと、時の流れの速さをしみじみ感じました。
その折、皆で絵本『もうひとりのはかせ』を読みました。主人公アルタバンは、お生まれになった救い主イエス様に捧げる宝物を携えて三博士に合流しようと旅立つ男です。しかし旅の途中、病に苦しむ人を助けたために仲間に遅れ、一部の宝を手放さざるを得ません。その後も三十年以上、イエス様を探し続けながら、子どもや貧しい人、奴隷として売られそうな女性を救うために、残る宝も差し出していきます。最後に十字架に向かわれるイエス様のことを知り、ゴルゴダの丘へ向かいますが、地震で倒れた瓦礫に打たれ、死に瀕します。自分は結局イエス様のために何もできなかった——そう嘆いたとき、「あなたがあの人たちにしてくれたことは、わたしにしてくれたことだ」という声を聞き、自分は間違っていなかったと悟り、静かに息を引き取ります。
この物語から私は、「大きな目的を達成するために、いま目の前で必要とされていることに向き合う大切さ」を感じました。アルタバンは旅の途中で助けを求める人に出会うたびに立ち止まります。そのたびにイエス様に会いに行くという目的からは遠ざかるように見えますが、あとになって、それこそが彼に託された道だったことを知ります。
思い返せば、私たちの日常もそうです。家事や仕事、子育てや地域のボランティア——年齢を重ねるにつれ、役割や責任も増え、思い通りに進まないことばかりです。ときには「どうして自分ばかり」と感じる瞬間もあります。それでも、目の前で必要とされていることに一つ一つ向き合う歩みが、長い目で見れば家族の安心や地域を支える力になっていくのだと感じました。
年の瀬にカルリパで元気をもらい、心に残る物語にも出会えました。2026年が、皆さんにとって穏やかで実りある一年になりますように。
成人式
♪マリア・ヴィシタシオン 石川 花恵
1月11日㈰、市の成人式の前に、英神父さまの司式で、成人の祝福式をしていただくことが出来ました。
この4人は、暁の星幼稚園からの同級生で、教会学校でさらに仲良くなった幼なじみです。それぞれ、錬成会やチューブロ、サビエル高校でも一緒に過ごしたりした、絆を感じる特別な友だちです。
慣れ親しんだお御堂で、昔からの友人と一緒に祝福していただけたことが、特に嬉しいことでした。
こうして無事に成人式を迎えられましたのは、神さまと見守ってくれたたくさんの人たちのおかげです。心から感謝しています。ありがとうございました。
♪マリア・アンナ 福田 千紘
先日、幼なじみ3人と共に成人の祝福式に与りました。物心付く前から親しんできた教会で人生の節目を迎えられたことに、大きな喜びを感じています。
神父様の祝福の祈りを通じてこれまでの歩みを静かに振り返ることができました。毎週教会に連れてきてくれた家族、温かく見守ってくださった防府教会のみなさん、幼い頃から共に歩んできた友人たち。沢山の出会いと関わりの中で育んでいただいたことを思い、感謝しています。当たり前のように過ごしていた日々が、神さまの恵みと多くの方々の支えの中にあったのだと、改めて実感しました。
大人になることに不安もありますが、大切な友人や、教会の仲間がいることが大きな心の支えです。これからも神さまの導きを信じながら、自分らしく成長していきたい思います。
♪マリア・エリザベト 森島裕佳菜
防府市20歳の集いの前に英神父さまの司式で、成人の祝福式をしていただきました。
幼稚園の頃からの幼なじみ4人で集まれたこと、そして祝福式を受けられたことが心から嬉しかったです。出会ったのは幼稚園ですが、より絆が深まったきっかけは教会で行われていた日曜学校です。日曜学校では聖書のお勉強をしながら幅広い年齢の人と関わることで人として成長をする機会を沢山いただくことが出来ました。特に3人からは沢山学ぶことがあり、友人ながらとても尊敬しています。
このような大切な出会いをくださった神さまと見守ってくださっている周りの方々には感謝しかありません。このような機会を頂き本当にありがとうございました。
♪ガブリエル 川脇千佳
幼い頃から一緒に過ごしてきた私たちが、こうして成人の日を迎えられたことを嬉しく思います。
幼稚園で出会い、小学校はそれぞれ別でしたが、毎週日曜日に教会学校で共に祈り、今でも時々集まって遊ぶ、かけがえのない幼なじみです。
成人式を前に、幼なじみ四人で英神父様から祝福を受けることができたこと、心から嬉しく思います。
いつの間にかお酒も飲める年齢となり、大人の仲間入りをしたのだと実感しています。
これからも神さまに見守られながら、それぞれの歩みを大切にし、感謝の気持ちを忘れずに歩んでいきたいと思います。
入門式
1月11日(日)教会学校3学期が始まった日、この春の復活祭に洗礼を受ける子供たちの入門式が、英神父様によって執り行われました。
5人のお友達が復活祭の受洗に向けて準備の勉強を始めました。子ども達を含めた受洗する方々のためにどうぞお祈りください。
四旬節のご案内
四旬節は2月18日灰の水曜日から始まります。教会で行われる典礼行事になるべく参加して、喜びをもって主の復活を迎えることができるよう準備をいたしましょう。
■灰の水曜日(大斎・小斎)ミサ9:30
ミサの中で灰の式があります。
■十字架の道行
四旬節中の毎週土曜日9時から聖堂で「十字架の道行」をいたします。ご一緒にお祈りいたしましょう。
実施日 2月21日・28日
3月14日・21日・28日
■ゆるしの秘跡
四旬節中の土・日ミサ前後与ることができます。
■四旬節黙想会
3月1日(日)ミサ後
指導 英隆一朗神父
行事予定
2/ 1(日) 年間第4主日 ミサ9:30
2/ 7(土) 地区信徒養成研修会(防府)
ミサ 15:15
2/ 8(日) 年間第5主日 ミサ9:30
2/11(水) 病者の日ミサ 9:30
2/14(土) 教会委員会 10:30
2/15(日) 年間第6主日 ミサ9:30
2/18(水) 灰の水曜日 ミサ9:30
( 大斎・小斎)
2/22(日) 四旬節第1主日 ミサ9:30
2/28(土) 2月命日の方のミサ 9:30
お 知 ら せ
◆ヴィタリ神父様ロヨラハウスへ
防府教会でもお世話になりました山口教会のヴィタリ神父様は、1/22(木)沢山の幼稚園児や信徒の皆さんにお見送りされて、ロヨラハウスへ移られました。
神父様、長い間山口島根地区のためにご指導してくださりありがとうございました。
◆街頭募金について
12/20に行いました街頭募金とその他の献金を合わせて、47,096円を東チモール聖イグナチオ学院に送金いたしました。
また、今年は募金場所を駅南の「出会いの広場」から「ゆめタウン防府」の西口と北口に変更いたしました。
◆病者の日ミサ 2/11(水)
ミサの後で、「病者の塗油」を受けることができます。
命 日
主よ、永遠の安息を彼らにお与えください
| 1日 | 59年目 | マリア・アンナ | 深堀 しま |
| 2日 | 4年目 | マリア | 三浦 松子 |
| 10日 | 26年目 | Fr. | デ・ルナ |
| 12日 | 55年目 | ヨハネ | 大谷 喜太郎 |
| 14日 | 3年目 | 幼きイエズスのテレジア | 斉藤 初子 |
| 14日 | 37年目 | パウロ | 三木 彊 |
| 16日 | 8年目 | マリア | 山田 梅香 |
| 17日 | 19年目 | ヨゼフ | 清水 勇 |
| 22日 | 17年目 | ガラシャ | 中村 キヨ子 |
| 23日 | 46年目 | マリア・ラファエラ | 渡辺 ゆき |
| 24日 | 64年目 | ヨハンナ | 種田 美弥子 |
| 25日 | 10年目 | マリア・カルメン | 落合 輝子 |